ピースリボン以外にも、沖縄のこと、日本のこと、世界のこと、未来のこと、現在のこと、歴史のこと・・・。
いろいろな情報を知り得て学んだこと、実体験で感じたことなどを、樋狩目線で綴ります。
無知と無力を痛感しています。
沢山の方と論議ができればいいと想います。
よろしくお願いします。
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久しぶりにテレビをつけて、ニュースを見ました。
(私は普段、演出という名の誇張や事実でないことを平気で報道するテレビが嫌いなのでみていません。)
目が点になるとは、このことでした。
9.11 同時多発テロで、世界貿易センターが攻撃を受け、崩壊したことは、皆さんご存知だと想います。
で。。。
その崩壊した残骸を使って、
アメリカは、
軍艦を作ったのでした。
その名は「ニューヨーク」
調べてないことなので、憶測ですが、
恐らく、軍艦に利用することに反対意見もあったことでしょう。
というか、あって欲しい。
しかしながら、軍艦は完成。
ニュースキャスターは、
「テロに遭った貿易センターが、新しく生まれ変わりました!」
と・・・・。
いいのか、そんなことで!!
もう、やめてくれ、
もう、これ以上失望させないでくれ・・・・・
悲痛な感情が湧き出ました。
確かに、被害に遭った遺族、ケガを負った方々は、
「何故私がこんな目に遭わなければならないのか」
と、恨み、憎むでしょう。
私だって、大切な人が殺されたりなんてしたら、
殺したやつを殺しに行きます。
そして私も、自害します。
誤解を恐れずに言います。
裁判で人は裁けません。
罪は、服役をしても、償えません。
それらは、罪を犯した当事者以外の周りの人のための制度だと、
私は個人的に考えています。
例えば、殺人の動機。
怨恨・復讐での殺人は多いと想います。
が、それが、一体何になりますか?
同情で刑が軽くなるのですよね?
一方、理解不能な殺人があったとします。
通り魔事件などが、その代表でしょうか。
目に付いた人を、殺傷する行為。
そこに、動機を聞いたとしても、恐らく、理解が出来ないと想います。
私がいいたいのは、
殺人者の気持ちが分かる人が怖いのです。
その人は殺人者候補になるでしょう。
動機が理解出来ないなら、同じことをする可能性は極めて低い。
思考のトレースが出来るということは、こういった場合は危険です。
さて、話をもどしましょう。
アメリカは、一体何を考えているのか、さっぱり分かりません。
血の染みた残骸をかき集め熱処理し、再加工し、
命令あらば、新たに血を流す基盤となるものを作り出したアメリカ。
アメリカ、といえば、最近起こった大きな事件で、米軍基地内で、銃乱射事件がありました。
これは、人間の精神崩壊の表れだと想います。
亡くなった方はもとより、発砲した彼も、戦争被害者に他なりません。
今後、そういう事件が相次いでもおかしくないと想っています。
何故なら、人間なのですから。
狂っている。
惨劇の瓦礫から軍艦が作られて、「新しく生まれ変わった」と報道できる日本も、作るアメリカも。
まず、日差しがきつくて、体力を奪われ、クタクタになった。
そして、日焼けした。・・・ちゃんと日焼け止めぬってたのになぁ。
辺野古 嘉手納 糸数アブチラガマ・・・・
辛い旅でした。
特に、ガマが。
未だに記事にして伝えられない。
まだ、自分のなかで、そこまで踏ん切りがついてない。
出来る限り、当時のままで保存してある、観光地化してないガマ。
以前みたドキュメンタリー映画「ひめゆり」と、話しが繋がるところがあった。
ガマを見学させていただいている間、ずっとその映画でひめゆり学徒隊の方がおっしゃっていた、
「太陽の下、大手をふって歩きたい」
という言葉がエンドレスリピート。
辺野古では、集まったピースリボンをもう一度一枚ずつ紐に結びなおしてから、
鉄線に繋いだ。
その浜の海に、足だけ浸かった。
・・・・・ぬるかった(笑)
NO BASE を書いている篠原さんとお話をした。
前回とは違い、もっと沖縄の実情に対しての話しで、驚いたことが多数あった。
それは、また、本家ブログで綴ろうと想う。
ここには、もっと内面の自分を書くことにする。
私の抱えている悩みも相談した。
基地で働くことが夢の人達。
夢は、自由だと想う。
難関をクリアして正式採用されている人達。
もしも基地がなくなれば、そういう人達は、どうなるのか・・・。
辺野古に新基地を造ることには反対のままだけど、
反対している間にも、普天間の人達は精神的被害を受けている。
でも、そこで働いている人もいる。
内地に住み、選びさえしなければ、そこそこ時給のいい職もあって、苦労はするけど、節約さえすれば、多少の我慢をすれば、そこそこの暮らしが確保される。
そんな私が、簡単に普天間基地無条件撤退をかかげていいのだろうか。
それで生活している人達のことを考えると、あまりにも無責任に感じてしまう。
篠原さんは言う。
例えばゴミ削減のために、エコバックが主流になってきて、それまで袋を作ってきた業者たちは大きなダメージを受けたはずだけど、それに対して誰も何も言わない。それと同じようなことじゃないかな、と。
返す言葉がなかった。
ただ、そのことに関して、私は無知だから、業者が他の製品を作り、ダメージを回避することも、出来るんじゃないかな、と想ったりもした。根拠の無い憶測だから、分からないけど。
更に、戦闘機をみて、スゲー、かっこいいーっていってる人に、
「これ、イラクにいって沢山の人を殺してきたやつだよ」って言ってみたいとか。
私が想うに、一瞬引くかビビルやろうけど、最終的には「自分には関係ない」ってなっちゃいそうで・・・。
「自分がやったんじゃない」
「アメリカ軍がやったことだ」
「戦闘機なんだから、用途として当然」
とか、人によっては、
「自分も操縦して、やってみたいな!」とか想う人も出てくるかもしれない。
人それぞれだからね・・・なんとも言えないけど・・・。
そして、篠原さんは、さらりと言う。
「基地が要らないと想ったら、自分達で企業を立ち上げてよ」と。
・・・・・なんとっ!!愕然としました。
この発想の素直な感想はかけない。
皆さんは、どう受け止められますか??
あの方を、私は尊敬してる。
沖縄に移住して、ほぼ毎日の座り込み。
日々勉強してる姿勢。
NO BASEの執筆。
新聞社への投稿。
継続する強さ。
出来る限りのことをされている、その信念とエネルギーに、圧倒されます。
生まれて初めて、こんなにも物事に真剣に取り組んでいる人に出会いました。しかも、ボランティア。
テント村で一番関わりを持ってくださってるのが、篠原さんで、他の方のことは、実は余り知らないのですが、
前回もそうやったけど、テント村の静かなる強さをひしひしと感じた。
そろそろ疲れてきたので、今日はこれぐらいで切り上げます。
2度目の沖縄、そして2度目の辺野古でした。
地元に帰って来てからは、罪悪感というか、「逃げてきた」という気持ちになります。
まだまだ、頭の中でも、心の中でも整理できていない、今回の沖縄の旅。
少しずつ、発信して、そして出来ることなら意見を頂きたく想います。
知れば知るほど、辛くなる過去。
正直言うと、沖縄へ向き合うことが辛く想います。
だけど、辛いって想ってるだけじゃ、何も変わらないし、何も変えられない。
何も知らなかった「沖縄への憧れ」の時期とおなじくらい、
いや、それよりも、もっともっと深く、
いつの日か、心の底から沖縄が好きだと言える日が来るまで、
私は、、、、、私に出来ることを、やっていこうと想います。